REVIEW : K

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KASABIAN

サマソニ04にも出演してたのに不覚にもノーマークでした。後で聴いて後悔しまくり。 彼等はUKのレスター出身の4人組。エロクトロ・ビートを導入し、独特なグルーブ感がある。どこか気だるくて冷たい雰囲気のアナーキズムは、破壊的なAMENのそれとは正反対のようだが、本質的には同じだと思う。

KASABIAN
	真っ黒で、テロリストのようなイラストのジャケがまさにKASABIANといった感じ。サマソニで来日したのはこのデビューアルバムのリリースより前だったのにもかかわらず、そのステージは破格の新人としての評価を固めるのに十分だったと専らの噂。Primal Screamを彷彿とさせるという声もあり、刺々しくもキャッチーな楽曲は、ロックシーンに革命を起こすかも!? オススメは01 - Club Foot, 02 - Processed Beats。特にProcessed Beatsはとにかく必聴!

KINESIS

パンクでポリティカルなスタンスが、初期の Manic Street Preachersを彷彿とさせると言われるUKバンド。エモっぽさを感じさせるところもあり、トム・モレロみたいな変なギターも。Voの声にクセがあるので好みが分かれるところ。

Handshakes for Bullets
	1曲目と2曲目の名曲、One Way MirrorとBillboard Beautyのインパクトが強すぎて他の曲の印象が薄く感じてしまうが、全体的に完成度は高い。やや一本調子なのが残念。

KORN

ひたすらヘヴィーでダークなリフとメロディが特徴。Voは唸るように叫び、激しく歪んだ７弦ギターで不協和音を鳴らし、打楽器みたいに５弦ベースを叩く。最近Voのジョナサンが太り気味なのがちょっと気になる(笑)。

Korn
	kornのファーストアルバム。ジョナサンの感情表現がすごい。"Are you ready?"から始まる"blind"はライブでも定番。
Life is Peachy
	バンドのメンバーは出来に不満があるらしいけど個人的にはkornで一番好きなアルバム。最近のより激しい感じのが多い。 オススメはgoodo god。k@#o%!は放送禁止用語だらけの下ネタソング(笑)。
Follow the Leader
	一番hiphop的ではねたリズムの曲が多いのでノりやすい。これまでの２枚とはちょっと雰囲気が違う。割と聞きやすいのでここから入るのもいいかも。limp bizlitのフレッドやice cubeがゲスト参加してる。
Issues
	また前作から雰囲気が変わって、メロディーが強調された感じ。この頃からだんだん最近のkornの雰囲気に近づいてきてる。kornの場合好みが、1st, 2nd派、3rd派、4th以降派の３つに分かれる傾向があるらしいけどどうなんでしょ。ちなみに僕はどれも好きだけど強いて言うなら1st, 2nd派。
Untouchables
	発売前に音源が流出してネット上で公開されたおかげでセールスはイマイチだったらしい。ボイストレーニングを受けたジョナサンの歌唱力の上達振りがよく分かる。
Take a Look in the Mirror
	初のセルフプロデュース作品、初期の激情を取り戻した。ヘヴィーさとダークさは今まで一番。とはいえ、メロディーも結構あって、きちんと前作の延長上にある作品。最初の頃とは大分変わってきている。ヘヴィーなサウンドにラップをのせる、といったミクスチャーの流行が終わってきてるってのもあるのかな。これまでに発表されたビデオクリップの、did my timeは普通だけど、 right nowとeverything I've knownは絵的には結構エグいが、適当さが滲み出てるあたりはアンチなスタンスで良い(笑)。

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